2001年11月29日木曜日

しかし、日立の SH のマニュアルは駄目だ。

H8 の時にも感じていたんだけど、日立の CPU のマニュアルはわかりにくいです。以下、SH-7729 (SH3-DSP) のマニュアルに関しての愚痴ですが...
まず、例外時の挙動が例外のセクションにしか書いていない。割り込みのセクションにも書いて欲しい。また、この割り込みセクションに、 SR レジスタの割り込みレベルマスクの説明が無いのは間違っていると思うのだが。
SCI の所とかで突然 Pφ とか書くのを止めて欲しい。 CPG のセクション見るまで何のことだかわからん。(しかも、CPG のセクションを見ればいい事すらわからんのですけど...)また、CPG の所自体わかりづらい。Pφ やら Iφ やら Bφ がどこに影響するんだ?このセクションだけでは CPG の値を決められないぞ!そもそも、CPU コアのクロックが何になるのか、どこにも明記していない気がするんだが...
この明記していない部分があるのだけは止めてくれ。H8 の時にも悩んだぞ。H8 の SCI で割り込みが掛かりっぱなしになって悩んだ。実は受信フラグを明示的にクリアする必要があった。(フローチャートの部分にちょびっと書いてあるだけ...)
というわけで、これから日立の CPU のマニュアルを読む人(そんな人どれだけいるのかな?)には、一度紙に印刷して、一番初めのページから最期のページまで通読した後、必要な箇所を拾い読みする事をお勧めします。FONT color red 拾い読みだけだとまず理解できません。

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